6月に入り25度を超える日が当たり前になって来ました。もうすぐ夏という感じです。 こちらの家には冷房が基本的にありません。気温が高くなっても直射日光が当たらない場所であれば 冷房が必要なほど暑くならないのがベルリンの気候のようです。 日本と違って湿度が高くないことも幸いしています。

といいつつも、実は最近暑いんです。今夏のベルリンは例年に比べて気温が高いらしいのです。 さらに、うちはリビング・ダイニング部屋の西側に窓があり(テラスも西側)、午後から直射日光が燦々入ってくるんです。 なので日が落ちた後も結構暑いんですね。でも窓を開ければ虫が入ってきてます。 そこで、数箇所の窓に網戸をつけることにしました。

網戸をつけるといっても、日本の網戸のようはサッシタイプのものを工事して取り付けるわけではありません。 正確に言うと、網を窓の内枠に張る、という代物で、この網がDIYのお店でこの時期になるとちゃぁんと売られております。

網とマジックテープが入った網張りセット マジックテープで網を引っ掛ける構造

セット内容はいたってシンプル。網とマジクックテープです。窓枠に沿ってマジックテープを貼り、 そこに窓にあわせて切った網を引っ掛けて固定するようになってるものです。

ということで、今回は網(戸)張りの模様をお伝えします。

まず、テープを貼る窓枠(一番内側)の部分の汚れを拭いて、そこにマジックテープを貼っていきます。 テープ式ですから簡単で、はがしながら真直ぐに貼っていくだけです。

窓枠の内側にテープを張ります 粘着式なのではがしながら張るだけ

貼ったマジックテープの上に網を押し付け貼り付けながら、カッターで余分な部分を切り取っていきます。 もちろんサイズを測っておいて裁断して、それを張りつけてもOKです。 ただし、端っこだけに目印を付けて縦横の網目にそって真直ぐに切っていく方法は危険です。 そこまで正確な網目ではないようで真直ぐ切ったつもりが曲がっていたりします(笑)。 実際この方法で失敗寸前の憂いに逢いました。張り付けてからカッターで切る方が簡単で確実です。

窓枠サイズにカットしながら マジックテープに押付け張ります

これで網(戸)が完成!! 虫はもう入って来られません。完璧です。 なんか余りにも簡単な構造でちゃちな代物に見えますが(笑)、ちゃんと虫の侵入を防ぐ役割を果たすわけで、 それで十分なんですね.

網(戸)が完成

しかも、実はこの網(戸)にはサッシタイプには無い大きな利点があります。 それは簡単に洗浄が出来ることなんです。ビリビリっとはがしてジャブジャブ洗って、 また押し付けるだけで張って戻せる。簡単です。

なかなか面白い網(戸)張りをお伝えしました。っと、ここでハプニング。

この網(戸)張りの作業をしていたら、窓の外からパカパカという音が聞こえてきたんです。 なんだか馬の蹄の音のようにパカパカしてるけど、と思って外を見たら、本当に馬でした(笑)。

この場所にちょっと停馬(!?)してました 馬との親密さが分かります。さすが!! 乗馬練習場の方に戻っていきました

周辺散策でお伝えしたように、家の近所に乗馬練習場があるのですが、 そこから散歩に来たようです。しかし、こんなところまで散歩に来ているのは珍しいです。初めて見ました。 馬もたまには変わった道を散歩したいのかもしれません。

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